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ひがた美人の話 | FISH HOUSE OYSTER BAR
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ひがた美人の話

2017-12-12 Tue

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大分県・中津市にユニークな牡蠣があります。今回はブランド牡蠣「ひがた美人」のお話です。
福岡県との県境、瀬戸内海に面した中津市は唐揚げで有名ですが、もともとはあさり養殖が盛んな土地。しかし近年の温暖化でアカエイなどが発生し、あさり養殖は衰退したそうです。
そこで数年前、市政をかけてブランド牡蠣を作ろうと動き出し、これが成功したおかげで今では安定して都内のオイスターバーで提供されています。
小粒でありながらしっかりとした身入りが特徴のひがた美人。実はオーストラリア・コフィンベイ産の牡蠣をモデルに作られています。
特徴はシングルシードのバスケット方式。つまり牡蠣をバスケットに入れて干潟に吊るし、潮の満ち引きを利用して海面から出たり入ったりさせ、牡蠣にストレスを与えます。このストレスによってグリコーゲンをたっぷりとため込ませるのです。
さらにバスケットで揺られる間に殻が削られ丸みを帯び、深いカップに旨味がぎっしり詰まった牡蠣が出来上がります。
今年はすでにいただいているサンプルを試食しましたが、例年以上の身入り。当店では12月15日(金)より提供開始となっています。
今年、大雨や洪水と甚大な被害を受けた中津市ですが、生産者さんの努力で素晴らしいひがた美人がFISH HOUSEに届けられます。
ぜひこの機会にお楽しみください!