ノアカレンツの話

2018-5-8 Tue

FISH HOUSEでは3種類のパンを焼いています。以前にもお話した「フォカッチャ」、そして肉の旨味が凝縮されたパテ・ド・カンパーニュと一緒に提供している「ブリオッシュ」、もう1つがチーズの盛り合わせに添える「ノアカレンツ」です。今回はこの、ノアカレンツのお話です。
開店当時からその姿を変えずに焼き続けられているこのパン。クルミ(=ノア)と小粒のレーズン(=カレンツ)を練りこんだこのパンは、素朴でありながら味のある、パン屋さんなどでも人気の一品。
そのままスライスしてトーストしてもおいしいのですが、塩味のあるチーズや生ハムなどと合わせても相性抜群です。当店のノアカレンツは全粒粉を使い、コニャックに一晩漬け込んだドライレーズンとクランベリー、さらにたっぷりのクルミを練りこんで焼き上げています。おかわりのオーダーが入るほど人気の名わき役です。
甘いデザートが苦手な方はとくに、食後に赤ワインを飲みながら、ノアカレンツとチーズを楽しんでみてはいかがでしょうか。