去年の冬からグランドメニューに載せている聞きなれない名前のスープ「チョッピーノ」。今回はチョッピーノスープのお話しです。
サンフランシスコに移住してきたイタリア人が作り始めたといわれるこのスープ。語源は英語の「Chop」、イタリア語では「Choppin」で、「刻む」という意味を持ち、ほとんどのアメリカ沿岸部のシーフードレストランで提供されているポピュラーなメニューです。
港にあがった新鮮な魚を刻み、貝類や甲殻類と一緒に鍋に入れるこのスープは、トマトと白ワインで煮込みます。この料理最大の魅力は、素材の鮮度。元々は地中海沿岸でポピュラーなフランスの「ブイヤベース」やイタリアの「ズッパディペッシェ」からの流れで、地元で水揚げされる新鮮な魚介類を煮込むのです。更にショートパスタも入っているのでお腹にたまり、メイン料理や〆のパスタやパエリアを凌ぐ、満足度の高い一品となっています。
FISH HOUSEのチョッピーノスープは京丹後の鮮魚は勿論、海老や人気のムール貝にニュージーランドの二枚貝チュアチュアなども一緒に煮込まれている、いわば当店のオールスターの競演。旬の魚介類とトマトたっぷりの夏らしいチョッピーノスープを、是非牡蠣を召し上がった後にオーダーしてみませんか?
※只今チョッピーノスープは恵比寿西口本店のみでのご提供となります。