台風と野菜たちの話

2019-9-10 Tue

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関東を直撃した台風15号。皆さんの生活にも大きな打撃があったかもしれません。今回は台風が及ぼした野菜への影響のお話です。

自然環境に振り回される食材をメインに扱っていると、必ず出て来る問題が自然災害です。今回の台風は関東直撃という事で、牡蠣の養殖地よりも鎌倉や自社農園に大きな被害がでてしまいました。

鎌倉の農家さんに連絡してみたところ、例年の台風は南風が強く、塩害を受けることが多いらしいのですが、今回は真っ直ぐに南からやって来たので、北からの強風の方が問題だったそう。野菜はほぼ全滅とのことでした。

一方当店の自社農園は、前日にある程度収穫をしておいたので多少救われたものの、ナスなどの木は倒れ胡瓜やトマトは全滅。不幸中の幸いだったのが野菜にとっての端境期だった事もあり、秋冬野菜の苗には影響はありませんでした。

普段当たり前のように食卓に運ばれて来る食材。その“当たり前”がどれだけ大変な作業の積み重ねなのかを目の当たりにできた台風でした。

FISH HOUSEはたびたび訪れる自然災害にも負けず、牡蠣や野菜などさまざまな生産者さんに支えられて元気に営業しております。皆さまのお越しをお待ちしております!