Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/oysterbar/oyster-bar.jp/public_html/wp-includes/post-template.php on line 265

FISHHOUSEのムール貝の話

2017-11-21 Tue

Sorry, this entry is only available in Japanese. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.

京都丹後半島・伊根より届けられる「ムール貝」は、当店の夏の風物詩になっておりますが、冬から春までの間は海外産のムール貝を提供しております。今回はFISH HOUSEのムール貝のお話です。
昨年より取り扱っている海外産のムール貝は、実は僕の人生にゆかりのあるカナダ産。生産者さんが来店してくださった事もあり、僕にとっては特別な食材です。
普通ムール貝は春と秋に2回産卵するため、産卵時は身がやせてしまいます。でもこのムール貝、「ムラサキイガイ」と呼ばれる所謂ムール貝と、「ヨーロッパイガイ」と呼ばれる貝とのハイブリット種。春先に1回だけ産卵するので、それ以外の時期は常に安定した身入りなのです。
特筆すべきは加熱しても身が縮まない事と、かみしめた時の甘みが群を抜いていること。これが養殖ムール貝との大きな違いなのです。
この貝の産地はカナダの西の果てに位置するバンクーバーアイランドの、ビクトリアという町の北にある小さな島「ソルトスプリングアイランド」。植物性プランクトンや微細藻類が豊富なため、身がしっかりとした甘みの強い貝になるのだとか。
今は国産のムール貝は身がやせていて残念な時期ですが、当店では身の縮まない極選のムール貝の提供が可能です。
本当に美味しいムール貝を、香草蒸しやアヒージョなどで楽しんでみてはいかがですか?