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牡蠣の伝染病の話

2017-8-15 Tue

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牡蠣にも、人間と同じく死に至る病気があります。今回は「牡蠣の伝染病」のお話です。
1990年頃から確認されはじめた、「牡蠣ヘルペス」。これは、船舶や養殖物資などにより、フランスをはじめ世界中に広まり、近年では南半球のオーストラリアでも事例があります。
直近では昨年、オーストラリアのタスマニアを中心に爆発的に広がりました。稚貝がもっとも致死率が高く、今年の真牡蠣市場に深刻な打撃を与えています。
ただこのヘルペスに感染すると、牡蠣は私たちの口に入る前に死んでしまうので、人間への感染はあり得ないと考えていいでしょう。
もちろんFISH HOUSEで取り扱う牡蠣も例外ではありません。これから旬を迎えるにも関わらず、終売を告げなければならないのが、オーストラリアの「コフィンベイ」です。
生産者のブレンデン氏の努力で、切らすことなく入荷していましたが、8月いっぱい持つかどうかという現状。本来であれば夏のラインナップのトップを飾る牡蠣なだけに、非常に残念です。
ぜひ今月中に、希少な牡蠣「コフィンベイ」をお楽しみください。そして、来年には安定して再入荷することに期待しましょう!