チュアチュアの話

2017-6-27 Tue

Sorry, this entry is only available in Japanese.

以前にも取り上げた、ニュージーランド・クラウディーベイ。今回はこの海で採れる「チュアチュア」という二枚貝のお話です。
日本では、アサリやハマグリを生食する文化はあまりありませんが、アメリカや南半球のオイスターバーなどでは、好まれて生食されています。
先住民のマオリの人々も好んで食していたとされるチュアチュアは、綺麗なニュージーランドの海で育った、天然の資源。昔から一切養殖されておらず、現在でも、天然のまま。
以前FISH HOUSEでメーカーズディナーをしていただいたクラウディーベイのアーロン氏は、乱獲を防ぐため採取数を確認しながら、世界に輸出しています。
チュアチュアの旨味を楽しむには生食が最高ですが、当店では軽く火を通した香草蒸しやボンゴレなど、この貝特有の甘みを引き出す調理法でも提供しています。
日本は暑い日が続いていますが、ニュージーランドはこれからが寒い時期。まさに二枚貝が美味しくなる季節です。
次回ご来店の際には、生牡蠣はもちろん、是非このニュージーランドの海の恵みと一緒に冷たい白ワインで暑さをしのいでください。