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能登半島の牡蠣の話

2017-4-4 Tue

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冬の日本海側のイメージは“北風に見舞われ海が常に荒れている”という感じでしょうか。今回は「能登半島の牡蠣」のお話です。
牡蠣が育つ冬に日本海が荒れるのは自然の事。これは、筏から約200の連を垂下する「筏垂下式」や、浮と浮の間を縄でつなぎ、その下に連を垂下する「はえ縄垂下式」養殖に適さない環境です。
しかし、能登半島の中央部東側には七尾湾という大きな内湾があります。中央に能登島が浮かぶここは、外洋に面していないので湖のように穏やか。さらに複数の河川から栄養分が流れ込み、牡蠣養殖に非常に適しています。
そして人口が少ないこの地域では、ノロウィルスの検出報告が一度もない恵まれた場所。そんな素晴らしい七尾西湾の養殖地からFISH HOUSEに送られて来る牡蠣は、ただ今最盛期。身入りも良くグリコーゲンも豊富で、一言では表現できない美味しさ。
日本海では水夫さんが命がけで採ってくる夏の岩牡蠣が有名ですが、今年からこの七尾湾でも岩牡蠣の養殖が始まり、出荷を待っている状態です。
今時期の真牡蠣はもちろん、間もなく始まる岩牡蠣も楽しみのひとつ。次回ご来店の際は是非、能登半島の海の恵みをお楽しみください!