FISH HOUSEのブラッディーシーザーの話

2017-1-24 Tue

Sorry, this entry is only available in Japanese.

以前研修で、マネージャーの林とアメリカ西海岸を回った時に見つけた、すごいカクテルがあります。今回は当店の「ブラッディー シーザー」のお話です。
ウォッカをトマトジュースで割ると「ブラッディー メアリー」。これは、プロテスタントを300人処刑し、“血まみれのマリー”と呼ばれた16世紀のイングランド女王、マリー1世からとったそうです。対してウォッカをトマトジュースとクラムジュース(今ではクラマトというハマグリエキスが入ったトマトジュースが一般的)で割るとブラッディー シーザーになります。これは、ローマ帝国のジュリアス・シーザーから取ったネーミングだそうです。
日本ではあまりメジャーではないブラッディー シーザー。どうやらルーツは僕にもゆかりのあるカナダらしく、僕がカナダのホテルにいた頃も、バーのメニューに載っていたのを覚えています。
林と訪れたロサンゼルスの「FISH BAR」という場所で見つけオーダーしたところ、カクテルの上にベーコンや海老が乗っていて、カクテルというより、むしろ食事のようでした。そこで、当店でも是非メニューに取り入れようと試行錯誤した末に出来上がったのがFISH HOUSEオリジナルのブラディー シーザー。
ベースはオーソドックスですが、中にはホースラディッシュ、ベーコン、海老にオリーブ、そしてもちろん生牡蠣。しっかりと海を感じられる一杯です。
グラスの最後に残る生牡蠣は、ドリンクの塩分で程よく締まり、旨味も濃縮しています。
次回ご来店の際は是非、この当店ならではの贅沢な一杯をお楽しみください!