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以前、当店で開催したメーカーズディナーでも召し上がっていただいた、オーストラリアの「シドニーロックオイスター（別名キャビアオイスター）」。今回は、オーストラリアの地牡蠣のお話です。
南半球に位置するオーストラリアは今、日本と逆の冬。まさに牡蠣の旬ですね。オーストラリアには、西海岸のシドニーを中心にして約400㎞の範囲に生息する、シドニーロックオイスターという地牡蠣があります。小ぶりでありながらも生育に３～４年かかるこの牡蠣は、蓄養され日本にも出荷されているのです。
そもそもシドニーロックオイスターはオーストラリアの固有種。小さな身に旨味がしっかり凝縮され、非常に満足度が高いことから、「キャビアオイスター」という異名を持つほど美味。上品で甘味とコクがあり、後味に残るほど良いえぐみが特長です。
天候などに左右されることから、常に安定して輸入されるわけではありませんが、今FISH HOUSEには非常に良い状態で、キャビアオイスターが運ばれてきています。
岩牡蠣や北海道の真牡蠣も美味しいシーズンではありますが、このシドニーロックをまじえた盛り合わせプレートを楽しめるのも今だけの魅力。ご来店の際には是非南半球からの贈り物をお楽しみください！