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厚岸産「まるえもん」の話

2016-8-2 Tue

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今回は、8月の「牡蠣とワインのマリアージュ」でもご用意している、北海道・厚岸産の牡蠣「まるえもん」のお話です。
ブランド牡蠣の産地としても名高い厚岸は、汽水域の厚岸湖と厚岸湾からなる、牡蠣養殖には絶好の自然環境。しかし1970年代初頭、この地域の牡蠣の殆どが謎の死滅を遂げてしまいました。今では数少ない当時の生き残りの牡蠣と一緒に、宮城県産の牡蠣を育てています。
ここで採れるブランド牡蠣は、宮城県で育てて厚岸の海で最後の仕上げをする「ながえもん」、厚岸生まれの種牡蠣で厚岸育ちの「かきえもん」、そして宮城から種牡蠣を持って来て厚岸の湖と厚岸湾で育てた「まるえもん」の3種類。
なかでも「まるえもん」と「かきえもん」は他の産地に比べて水温が低いので、出荷までに本州の養殖場より1.5倍ほど時間が長くかかります。つまり、海水温が低いとゆっくり育つので、小ぶりでありながらとても味わい深い牡蠣に仕上がるのです。
FISH HOUSEではこの「まるえもん」のほか、同じく厚岸湾に面した海で育てられた「仙鳳趾」も取り揃えていますので、ぜひこの時期が旬の厚岸の海の恵みをご堪能ください。