オイスタースタウトの話

2017-2-14 Tue

Sorry, this entry is only available in Japanese.

牡蠣とスタウト(黒ビール)という組み合わせはどこから始まったのでしょうか。今回は「オイスタースタウト」のお話です。
牡蠣養殖の盛んなアイルランドでは、生牡蠣に常温の黒ビールを合わせるのが常識。海外産の牡蠣に黒ビールのカラメルのようなコクを合わせれば、相乗効果が生まれ、牡蠣の旨味を一気に引き上げてくれます。
海外に残る牡蠣の古い専門書には、黒ビールを使用した牡蠣のシチューなんて一品も出ているほどです。
ところで、オイスタースタウトと呼ばれる黒ビールがありますが、牡蠣の味がするわけではありません。ビールを生産する過程で牡蠣の殻を濾過に使用しているのです。
最近では海外だけでなく、日本の有名な産地でもこのオイスタースタウトが生産されています。お土産として販売されるほどポピュラーになってきているのです。
FISH HOUSEではただ今、ベルギー産のオイスタースタウトをご用意。春先に向けて国産の牡蠣たちも少しずつ旨味を増し始めてきます。
この機会に是非オイスタースタウトとのマリアージュ楽しんでみてはいかがでしょうか。