フィッシュハウスワインの話

2016-6-21 Tue

Sorry, this entry is only available in Japanese.

今回は、店名を冠した「FISH HOUSE」という白ワインのお話です。
よくお客さまに『オリジナルのワイン?』と聞かれる、当店のハウスワインFISH HOUSE。実は10年前に僕が惚れこんだこのワインの名前を、店名にしたんです。
所謂ニューワールド呼ばれるこのFISH HOUSEは、アメリカ・ワシントン州・コロンビアヴァレー産で、僕が出会った10年前の品種はシャルドネ(現在はソービニョンブラン)でした。『なんて分かりやすい名前のワインなんだろう』と思ったことを記憶しています。雑味もなくスッキリとした飲み口で、柑橘類をほのかに思わせるような後口が特長。すぐに僕の大好きなワインとなり、独立する時はこの名前を店名にしようと決めたのです。
そして当時このワインのプロデューサーだったチャールズ・スミス氏(現在は会社を売却しオリジナルのワインを作られています)は当店のオープン直後に来店してくださり、『僕が手掛けたワインが異国のオイスターバーの店名になっているなんて……』と、非常に感動されていました。
魚介類全般に合わせやすく、もちろん牡蠣とも相性抜群のFISH HOUSE。店名のルーツとなるこのハウスワイン、ご来店の際には是非一度お試しください。