FISH HOUSEのインバウンド対策の話

2019-3-21 Thu

Sorry, this entry is only available in Japanese.

今年のラグビーワールドカップに続き、いよいよ来年は東京オリンピックですね。これを受けて、海外から来日される人がどんどん増えていますよね。今回は当店の「インバウンド対策」のお話です。

そもそもこれを機に特別なことをしなくてはという気持ちはなかったのですが、思い起こせばぼくが10年前にFISH HOUSEを作るときに意識したのは「自分の海外経験+北米のオイスターバー」。オープン当初からメニューは英語表記で、料理のボリュームも北米スタイルでした。

当店の料理は、一般的な日本のスタイルよりやや多め。食べきれない方も多いのですが、僕はこれでいいと思っています。お客さまが「今度はもっと大人数で来たい!」と思ってくださったり、仲間と楽しくシェアして楽しんでもらえるからです。

逆にインバウンド、特に欧米の方々には一皿完結型なので自国のように満足いただけるはず。そんな気持ちで始めたのが僕のお店です。今ではこのFISH HOUSEスタイルはすっかり定着してきたと思います。

地方都市のインバウンド対策も気にして視察していますが、一時的なブームのものに高価な値段をつけたり、日本語表記すらないお店もちらほら。もちろんビジネスなので大事なことではありますが、たとえ再び訪れることはないかもしれない海外のお客さまでも「日本に行くならまた来たい」と思ってもらえる店づくりを心がけたいものです。

スタッフにネイティブの英語を勉強してもらいたくて、講師を招いて英会話教室をやったこともありますが、なかなか浸透しないのが現実。仕方ありませんが、それも個性。大事なのは笑顔だと思っています。これだけはインバウンド対策に関わらず徹底したいものですね。

そんな北米のオイスターバーを感じられるFISH HOUSEは、今日も元気に営業中です!