食用以外の牡蠣の話

2018-2-13 Tue

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3年ほど前、人生初の富士登山に挑戦してみました。その満足度たるや半端じゃなかったです! そこで目にした5合目以降のトイレは、「バクテリア牡蠣殻培養」と言って、粉砕した牡蠣殻とバクテリアを混ぜて人糞を分解するという、水をほとんど使わないトイレでした。今回は“食用以外”の牡蠣の話です。
牡蠣の殻を焼いて粉砕すると生薬になるそうです。他には壁などの建材、ニワトリの飼料、消しゴムの添加剤等々さまざまな用途があります。
日本では古くから「イタボ牡蠣」と呼ばれる品種の牡蠣殻を、日本画や日本人形の顔料の「胡粉」として使用していた歴史もあり、食べて美味しいだけではなく、余すところなく牡蠣を利用していたようですね。
一方牡蠣の身は、亜鉛や栄養素を多く含んでおり、牡蠣エキスを始めサプリメントの材料としても重宝されているのです。
FISH HOUSEでは現在国産真牡蠣の全盛期。ぷりぷりにグリコーゲンをため込んだ生牡蠣をご提供しています! 
牡蠣殻の使用用途は色々あれど、その身の栄養素は当店で補ってみてはいかがですか?