夏の濃厚な岩牡蠣に冷酒、焼き牡蠣には熱燗と、牡蠣と日本酒の合わせ方はさまざまです。では、オイスターバーというスタイルに相応しい日本酒とは、どのようなものでしょうか。今回は「オイスターバーの日本酒」の話です。
近年、海外のオイスターバーやレストランでも、ドリンクメニューに“SAKE”のカテゴリーが目立ち始めています。僕自身もFISH HOUSEに合う日本酒を探し続けていました。
牡蠣の養殖地に酒蔵がある場合も多く、行先に酒蔵があればお邪魔しては試飲させてもらっていました。しかしなかなか僕が納得いくものに出会うことができません。もちろん美味しいのですが、どうしても岩牡蠣や焼き牡蠣を合わせたくなるイメージのものばかりだったんです。
しかしこの度、知人の紹介でようやく自分のイメージに合う日本酒に出会うことができました! 4月10日から始まった春夏のメニューから、ドリンクメニューに“SAKE”のカテゴリーが登場します。
その中のひとつが宮城県の山和酒造店の「For Oyster 純米吟醸酒」。穏やかな香りと、バランスの良い旨味と酸味で、日本酒特有の“重さ”を感じないのが特徴。まさに生牡蠣の食べくらべを楽しむ、オイスターバーのための日本酒といえるでしょう。
是非オイスター食べくらべプレートと一緒にお楽しみください!