いろは牡蠣の話

2018-3-19 Mon

呼子のイカや佐賀牛、唐津城に虹の松原など、魅力たっぷりの佐賀県、ここにも美味しい牡蠣があるのをご存知でしたか? 今回は「いろは島」の牡蠣のお話です。
FISH HOUSEで「いろは」というネーミングで提供しているこの牡蠣は、佐賀県・唐津市にある国定公園内のいろは島から送られてきています。玄海灘から流れ込む栄養分豊富な海に点在している小さな島々を、『いろはにほへと』、と数えたことが名前の由来だそう。
国定公園内という事もあり民家が少なく、漁港付近には棚田が点在し、その美しさは観光スポットとしても名高い場所です。
元々真珠養殖で有名だったこの土地ですが、牡蠣に関しては「地牡蠣」と呼ばれる小粒の牡蠣のむき身産業が主流。しかもその規模は地元消費分程度の小さなものでした。
今では養殖の牡蠣筏が浮かぶ湾となっていますが、それでも殻付きの生食需要にそれほど影響されていない為、全国に名が知れわたるほどの流通があるわけでもありません。
しかしその身は殻の大小に関わらず、しっかりと詰まった素晴らしい牡蠣。当店ではこのいろは島産の牡蠣を、この時期の主力としてラインナップしています。
他店ではめったにお目にかかれない「いろは牡蠣」を是非この機会にお楽しみください!