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レイニアチェリーの話

2017-6-20 Tue

見た目が日本の佐藤錦によく似た大粒のサクランボが、アメリカにあるんです。今回は「レイニアチェリー」のお話です。
アメリカ・ワシントン州が主な産地のこのサクランボ。あまり聞きなれない名前かもしれませんが、このネーミングはワシントン州にある山、「レイニアマウンテン」に由来しているそうです。
収穫時期はとても短く、わずか6月~7月初旬。味わいは日本の佐藤錦には劣るものの、大粒なのに甘みと酸味のバランスが絶妙です。その美味しさは収穫前に野鳥たちが半分近く食べつくしてしまうほど。
日本に輸入される量はさらにそのごく一部のため非常に希少価値が高く、アメリカンチェリー(ダークチェリー)よりも高値で取引されています。
FISH HOUSEではこのサクランボを、季節限定のデザート「クラフティー」として提供しています。クラフティーは一般的に、ダークチェリーを使用したフランスのリムーザン地方(リモージュという陶器が有名な地方)の伝統菓子で、分厚いカスタードプディング、もしくは厚焼きのクレープのような食感。
当店ではダークチェリーの代わりにレイニアチェリーを使うことで、繊細な味を生地に染み込ませ、程よい酸味と甘みをダイレクトに味わえるように調理しました。付け合わせは蜂蜜のアイスクリームです。
お食事のあとに、今しか味わえない旬のレイニアチェリーで至福のひと時をどうぞ。

※希少食材につき入荷が不安定ですので、ご提供が困難な場合がございます。ご了承ください。