九十九島の岩牡蠣の話

2017-8-1 Tue

冬場の真牡蠣も絶品ですが、夏場の岩牡蠣も美味。それには理由があるのです。今回は「九十九島」の岩牡蠣のお話です。
長崎県佐世保市にある九十九島。聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。大小208の島々からなるこの地域は、国立公園に指定されている綺麗な海。
もともと真珠養殖が盛んで、今では牡蠣養殖も有名な地場産業のひとつです。養殖業に適した理由は、山々が海に隣接しているリアス海岸(せまい湾が複雑に入り込んだ沈水海岸)である事、そして沢山の島々からなるため波が穏やかな事です。
表層の豊富なプランクトンを牡蠣達に沢山捕食させようと、養殖業者の末竹さんは、垂下式牡蠣筏の底の部分を横に吊り上げるなど工夫をして、美味しい牡蠣を作り上げています。
恵まれた環境に加え、たゆまぬ努力からなる養殖技術。だからこそおいしい牡蠣が当店へと運ばれてきているのです。
FISH HOUSEではただいま、九十九島より夏のブランド岩牡蠣「小夏」を提供中。小ぶりではありますが、お客さまのリピートオーダーの多さが美味しさを物語っています。
8月頃までの夏の楽しみを是非お見逃しなく!