オイスターソースの話

2019-2-12 Tue

皆さんの家庭の冷蔵庫にも入っていますか? 今回は「オイスターソース」のお話です。

中国は牡蠣の消費量・生産量ともに世界一。この国で牡蠣は生食や加熱調理はもちろん、調味料として加工されたり漢方薬に使われるなど、消費方法は多岐にわたります。

そんな中で広東料理に欠かせない調味料の1つが「オイスターソース」です。

元々中華料理店を経営していた李錦記(リキンキ)という、オイスターソースを中心に中華調味を扱う会社があります。

李錦記の中華料理店時代のシェフが干し牡蠣の煮汁を鍋にかけたままにしたことで、煮汁が煮詰まった液体が仕上がりました。ここに砂糖やしょうゆなどを添加して今のオイスターソースが完成したそうです。

日本でも「牡蠣エキス」という、牡蠣そのものの旨味を濃縮させたエキスのサプリメントなどがあります。FISH HOUSEでもこの旨味を色々な料理やソースのベースに使わせてもらっています。

牡蠣料理に欠かせない牡蠣エキス。当店でしか味わえないオリジナル料理の数々を是非お楽しみください。